為替相場の動きから将来の動向を予想する

押し目買いは強まりづらいが代替エネルギー関連などへ関心も

新興市場は、引き続き、東北地方太平洋沖地震の発生を受け、リスク回避が先行する展開となりそうだ。昨日のマザーズ指数の下落率は17%に達し、下落率は過去最大となった(ライブドア・ショック時の06年1月18日は約12%)。今後の相場の落ち着きを期待した自律反発狙いの動きも見込まれるが、先行き警戒感から個人を中心に換金売りが継続することとなろう。

 

個別では、主力のネット関連やテーマ材料株を中心に、は事業再生ADR手続の利用申請を発表しており、処分売りが膨らむこととなりそうだ。一方、昨日は日風開<2766>が急騰となったが、東北地方太平洋沖地震に伴う原発トラブルの発生により、代替エネルギーとして太陽光発電や風力発電など次世代エネルギー関連の動向には注目。なお、本日はジャスダックへアイディホーム<3274>が新規上場となるが、足元の地合い悪化を考慮すると厳しいスタートとなりそうだ。

 

強弱材料:欧州株式市場、保険や小売株中心に軟調

 

強気材料
・日銀、追加緩和で資産購入を5兆円増
・米アップル、「iPad 2」発売初日の販売台数は30万台を上回った可能性
・NY金続伸、リスク回避の動きが継続
・DRAMスポット、上昇

 

弱気材料
・福島2号機、燃料棒全て露出
・東電、計画停電を早朝から実施
・シカゴ225先物清算値9375円、大証比85円安
・NYダウ反落、東日本大震災の影響を織り込む展開
・米半導体SOX指数反落、日本の地震で半導体供給懸念浮上
・欧州株式市場、保険や小売株中心に軟調
・LMEニッケル、7日続落
・バルチック海運指数、12日ぶり反落
・東証REIT指数、大幅続落
・個人、新興株の売却拡大

 

留意事項
・政府、石油備蓄放出を民間に促す
・ムーディーズ、東電を格下げ方向で見直し
・独、原発早期廃止へ協議
・米ナスダック、15日にもNYSE買収提案の可能性
・ドル/円(81円72-74銭)
・ユーロ/円(114円33銭-37銭)
・NY原油先物、小幅反発(1バレル=101.19ドル)
・NY債券市場、反発(10年債利回り0.042%低下)
・長期金利、低下(10年債利回り1.200%)
・島根銀行<7150>が東証2部へ、アイディホーム<3274>が大証ジャスダックへ上場
・1月鉱工業生産
・1月商業販売統計
・仏2月消費者物価指数
・独3月ZEW景気期待指数
・米3月ニューヨーク連銀製造業景況指数

・米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
・EU財務相理事会